介護士の仕事をしている女性の中には、妊娠を考えている人もいるでしょう。
介護士に限らず、仕事と育児の両立は難しいと言われているため、今後のことに不安を感じるかもしれません。
確かに仕事をしながら子育てもするのは簡単ではありませんが、決して不可能ではありません。
仕事と妊娠の両立は可能です。

妊娠が分かったら、まず上司に伝えましょう。
それをすれば、自分のシフトを変えることも容易になります。
例えば夜勤を担当することが多い人だったら、負担の少ない昼間の仕事に変えてもらいましょう。
働き方を変えれば、妊娠しても仕事は続けられます。

まわりの人に協力してもらうことも必要です。
例えば結婚しているのであれば、夫に家事をできるだけ手伝ってもらうようにします。
両親や兄弟などに協力をお願いするのも良いでしょう。

実際の仕事ではお年寄りの介添えなどは避ける必要があります。
お年寄りを抱えることは身体に大きな負担がかかってしまいます。
介添えはしなくても、食事の世話などのような妊婦でもできる仕事はあるため、妊娠中も働く際の注意点をもとに、負担が少ない仕事をするようにしましょう。

今後のことについて考えておく必要もあります。
老人ホームなどの介護施設で働いている方は、仕事を続けられるか不安に思うこともあるでしょう。
今の職場に留まるのが理想です。
しかし夜勤などが多かったら、それが難しい場合もあります。

まず女性の上司や先輩に相談しましょう。
同じような経験を持つ人だったら、役に立つアドバイスをしてくれる可能性があります。

職場を変えるのも一つの方法です。
デイケアの仕事だったら夜勤がないので、子育てをしながら仕事を続けられます。